日本をはじめとして、世界各国で開催されているヨーヨーの競技会の採点ルールに対応したスコアリングプログラムです。競技会・採点ルールの性質を考慮し、利便性、堅牢性に優れるニンテンドーDS上で動作します。
アメリカ合衆国・フロリダ州で開催されるヨーヨーの世界大会『World Yo-Yo Contest』をはじめとして、世界各地の大会で採用されている、いわゆる「クリッカージャッジ」に対応しています。この採点ルールは、日本では JYYF が開催する全国大会『Japan National Yo-Yo Contest』でも採用されています。
NDSJudge は devkitPro + PAlib で作成しています。
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NDSJudge ver0.10 | 2008-07-06 |
NDSJudge_xxx.zip を解凍したものをルートディレクトリに展開してください。NDSJudge.nds 以外に、フォルダ・ファイルが展開されますが、移動しないでください。
root YJDG NDSJudge が参照するディレクトリです。削除・移動しないでください。 list.txt プレイヤーリストファイルです。編集可能。 このディレクトリにジャッジ結果が保存されます。 NDSJudge_nnn_xx.nds NDSJudge 本体です。このファイルを実行してください。
開発中につき未実装。ジャッジングを行う上で必要となる各種情報(選手リストの変更など)を、事前に設定することができる予定。
NDSJudge の本機能です。ジャッジングを行うことができます。リアルタイムでスコア(加点・減点・合計)・グラフを表示します。スコアは加点・減点を秒単位で記録され、ファイルに保存できます。list.txt に書き込まれている選手リストを読み込んで、一覧に表示します。一覧からジャッジしたい選手を選択後、ジャッジを開始してください。
ジャッジ中は、加点・減点・合計がリアルタイムに表示されます。また合計値と瞬間値がグラフとして表示されるため、これまでのクリッカーによるジャッジでは不可能だった、加点・減点の推移を一目で確認することができます。。ジャッジ結果はファイルとして蓄積されるため、グラフの再現・スコアの分析・プレイヤー間での比較が可能になります。
※ジャッジスコア分析機能は現時点では未実装です。Webブラウザ上でスコアデータを分析できるツールを後ほど公開予定です。
開発中につき未実装。Judge 機能で取得したスコアデータを、さまざまな視点から比較・分析することができる予定。
開発中につき未実装。本プログラムの動作設定をカスタマイズすることができる予定。
開発中につき未実装。Wi-Fi接続を用いて、HTTP 通信により所定のサーバにスコアデータを転送することができる予定。
不親切かもしれませんが、この手の”作法”が分かる方のみ使用してください。導入方法の質問は受け付けていません。ただしソフトウェアそのものの質問は受け付けています。
はい。フリーソフトウェアです。利用者は無償で使用することができます。
このサイトなどを参考にしてください。
ライセンスの問題により、有償での販売はできません。現状では、市販ソフトウェアと同じカートリッジを用意することはできません。ただし市販ソフトウェアと同じ形状のカートリッジを用いることは目標のひとつであるため、カートリッジの自作も含めて調査中です。
NDS-Judge は、はじめは PC 向け(Windowsプログラム)として開発を続けていました。アメリカ合衆国・フロリダ州で開催された『2007 World Yo-Yo Contest』の大会ミーティング時に、Windows版のプロトタイプを持ち込んで紹介しました。しかしその後 PC 版での開発に行き詰まりを感じ、ジャッジングの性質と手軽さを考慮し、携帯デバイスでの使用が適切であると結論づけました。最も適した携帯デバイスの選定を行った結果、以下の理由により『ニンテンドーDS』が最も適していると判断しました。
ヨーヨーの競技大会は、日本だけでなく海外十数ヶ国でも開催されています。そのため、国外でも容易に入手できるデバイスである必要があります。日本で最も普及している携帯デバイスである「携帯電話」は世界標準規格ではないため、はじめから対象にしていません。
選定に当たり、ハードウェアの信頼性の高さは絶対条件でした。任天堂製ハードの堅牢製の評判の高さと、内蔵バッテリーで8〜10時間の稼働が可能であることから、大会での運用にも堪えられると判断しました。
ここからは開発上の視点での理由です。ニンテンドーDSには、Windows や Linux などに代表されるOSが存在しません。そのため、全てを一から開発する(スクラッチ開発)手間が発生しますが、Windows のように不安定なシステム上で動かすことによるリスクを完全に回避できます。
海外ではニンテンドーDSの解析結果を基にして、非公式ではありますが開発環境が整備されています。解析内容もかなり深い所まで公開されており、開発資料の入手の容易さ≒開発の容易さもあり、選定の対象となりました。
ソフトウェアの性質上、公正さが最も重要であると考えています。その証明のひとつとしてソースコードの公開を予定しています。が、準備中ですので、いましばらくお待ちください(リファクタリング後で勘弁)。
「ソフトをニンテンドーDSに転送する方法」や、そのほか違法性のある質問についてはお答えできません。NDSJudge プロジェクト(仮)は、健全な非公式開発を推奨しています。
上記を理解した上での連絡先はこちら → masm0wl [at] hotmail.com / km [at] jyyf.org
(敬称略)
他にも、励ましをいただいた多くのプレイヤーの方々に感謝します。
NDSJudge の開発にあたり、Tarosa さんが作成された東雲フォントのバイナリを使用させていただいています。
2008-07-06 | Ver0.1 | 初版作成 |
2007-08-01? | 2007 世界大会で Windows 版プロトをデモ | |
2006-08-09? | 代理人により 2006 世界大会で Windows 版プロトをデモ(非公開) | |
2006-07-02 | 不可抗力により 2006JN で Windows 版プロトをデモ(非公開) | |
2006-05-01 | Windows 版プロトをでっち上げる(非公開) |